初心者は「買った後に相談できる店」を選びましょう。
最安値だけで選ぶと、初期設定、データ移行、故障、操作方法で困ることがあります。用途を聞いてくれ、保証とサポート内容を説明できる店舗が安心です。
購入先ごとの特徴
実機を比較しやすく、ポイントや家電との同時購入が便利。担当者によって知識差が出ることもあります。
構成を選びやすく、キャンペーンも豊富。相談や初期設定がオンライン中心になる場合があります。
価格と品数が魅力。届いた後の設定やトラブルを自分で解決できる方向けです。
用途の相談、初期設定、データ移行、修理まで同じ窓口に頼みやすいのが強みです。
中古パソコンは新品の3分の1程度で買えることも
企業で使われていた品質のよいパソコンを整備した商品なら、インターネット、書類作成、動画視聴などの日常用途を十分こなせます。同等クラスの新品と比べ、3分の1程度の価格で販売される例もあります。
- 予算を抑えたい
- Officeやインターネットが中心
- 対面で相談しながら選びたい
- 高性能より、必要十分な使いやすさを重視する
Windows 11への正式対応、CPU世代、メモリ、SSD、バッテリー状態、保証期間を確認します。極端に安い商品は、古いCPUやWindows 11非対応機の場合があります。
おすすめ中古ショップの見分け方
- Google口コミを見る星の数だけでなく、口コミ件数、最近の投稿、店側の返信、購入後の対応に関する内容を確認します。
- 保証内容を見る期間だけでなく、何が保証対象か、故障時に持ち込み・郵送のどちらで対応するか確認します。
- サポート範囲を確認初期設定、データ移行、プリンター設定、訪問対応、修理を頼めるかが大切です。
- 用途を聞いてくれるか高い商品を勧めるだけでなく、使い方と予算に合う理由を説明してくれる店を選びます。
- 店舗情報を確認住所、電話番号、運営会社、古物商許可、料金や問い合わせ方法が明記されているか確認します。
比較したい中古PC店10選
実店舗または通販で中古パソコンを扱い、運営情報・保証・サポートを確認しやすい店を選びました。地域順に並べており、順位付けや広告ではありません。
Google口コミ「100件以上・星4.5以上」は有力な目安です。ただし数値は日々変わり、店舗別と通販全体の評価が混在します。下記の数値は公式サイト等で確認できたものだけを掲載し、最終確認は各店の「Googleで確認」から行ってください(確認日:2026年7月31日)。
パソコンショップ DO-MU
新品・中古本体からパーツまで扱う大型店。店頭相談と通販の両方を比較したい人向けです。
アルパカPC
7日間のお試し返品・交換と、購入後のメール・LINE相談を案内しています。
中古パソコン くじらや
初期設定済みPCと、電話・LINEによる購入後サポートを重視する通販専門店です。
PCコンフル 秋葉原本店
モバイルノートからワークステーションまで扱う専門店。複数の実機を店頭で比べたい人向けです。
OraOrA! 秋葉原店
法人リースアップ品を中心に扱う中古PC店。商品状態・保証・返品条件を個体ごとに確認しましょう。
イオシス
全国に店舗があり、PC・スマホ・タブレットを幅広く扱います。評価は店舗別にも確認してください。
PCコンフル
関西・関東に複数店舗を展開。店舗ごとに在庫やセール品が異なるため、近隣店を比較できます。
PC WRAP
通販中心の老舗中古PC店。保証期間、返品条件、商品ランクを確認して選びたい人向けです。
パソコンショップエムズ
販売、初期設定、データ移行、修理、出張サポートを同じ窓口で相談できる地域密着型の店舗です。
※PC Terrace運営者の関連会社が運営しています。中古パソコン市場 西新店
店頭で用途を相談しやすく、修理や設定も含めて比較したい人の候補。最新の店舗評価を確認してください。
評価が高くても、中古品には個体差があります。Windows 11正式対応、バッテリー状態、保証対象、返品送料、Officeのライセンスを購入前に確認しましょう。
中古を買う前に、必ず見る6項目
中古パソコンは「型番と値段」だけでは判断できません。同じ型番でも、状態も構成もばらばらだからです。商品ページや値札で、次の6つを確認してください。書かれていない場合は、その場で聞いてください。答えられない店では買わないほうが安全です。
| 確認項目 | 目安 | 書かれていないときの意味 |
|---|---|---|
| Windows 11に正式対応か | 対応と明記されていること | 非対応機の可能性。2027年10月以降に困る |
| CPUの世代 | Intel 第8世代以降/Ryzen 2000番台以降 | 世代を書かない店は、古い在庫を混ぜていることがある |
| メモリ | 8GB以上、できれば16GB | 4GBの機種は用途が限られる |
| ストレージ | SSD 256GB以上。HDDは避ける | HDD搭載機は起動が遅く、体感が大きく劣る |
| バッテリーの状態 | 「良好」「◯%」など具体的な記載 | ノートで最も劣化する部分。交換は有償 |
| 保証期間 | 最低3か月、できれば6か月〜1年 | 「動作確認済み」だけの表記は保証ではない |
とくにストレージがHDDかSSDかは、価格差以上に体感が変わります。同じCPU・同じメモリでも、HDDの機種は起動に数分かかることがあります。「安い中古を買ったが遅くて使えない」という相談の大半は、この一点です。
バッテリーについては、正直に言えば中古ノートの弱点です。本体がどれだけ良くても、バッテリーは消耗品として使われた分だけ減っています。持ち歩いて使う予定なら、バッテリー交換済みか、状態が数値で示されている商品を選んでください。据え置きで使うなら、あまり気にしなくて構いません。
スペックの最低ラインや、「整備済み」と「現状渡し」の違いなど、機種そのものの選び方は中古パソコンの選び方にまとめています。あわせてご覧ください。
避けたほうがよい中古の見分け方
安いのには理由があります。次の特徴が当てはまる商品は、値段の理由を確認してから判断してください。
- OSの種類が書かれていない/「Windows搭載」とだけある
- ライセンスの出どころが不明:正規のライセンスでない場合、ある日突然「ライセンス認証を行ってください」と表示されます
- 写真が実物ではなくメーカーの製品画像:傷や状態を見せられない理由がある場合があります
- ACアダプターが付属しない:純正品を後から買うと数千円かかります
- 「ジャンク」「現状渡し」「動作未確認」:修理できる人向けの商品です
- 返品・初期不良の扱いが書かれていない
フリマアプリやネットオークションは確かに安いのですが、届いてから不具合が見つかっても、直せる人が誰もいません。初期化されておらず前の持ち主のデータが残っている、OSのライセンスが正規でない、といった事例も実際にあります。中古を買うなら、整備と保証を行っている専門店を選んでください。数千円の差で、その後の安心が変わります。
買ったあと、最初にやること
新品でも中古でも、最初の1時間で済ませておくと後が楽になります。
- Windows Updateを最後まで済ませる:中古の場合、店頭に並んでいた間の更新がたまっています。数回の再起動が必要です
- 回復ドライブを作る:16GB以上のUSBメモリで作成できます。起動しなくなったときに使えます
- バックアップの場所を決める:OneDriveやGoogleドライブ、または外付けHDD。あとで決めようとすると、たいてい決めません
- 不要なプリインストールソフトを外す:新品に多い体験版のセキュリティソフトは、期限が切れると警告を出し続けます
- 買った日と保証期間をメモしておく:レシートを写真に撮ってクラウドに置いておくと確実です
手順はWindows 11 初期設定ガイドにまとめています。
修理の現場で見ていること
ネットで買った中古パソコンを「ちょっと見てもらえませんか」と、うちの店に持ってこられることがあります。開けてみると、商品説明と実際の状態にかなり差がある、という例が少なくありません。
よくあるのがこの2つです。「バッテリー良好」と書いてあったのに、ACアダプターを抜くと短時間しかもたない。そして「高速SSD搭載」とあっても、SSDの使用時間がかなり長く、健康状態に不安がある。どちらも、外から見て分かるものではありません。
もうひとつ注意したいのが、WindowsとOfficeのライセンスです。画面上はOfficeが使えているので問題なさそうに見えても、ライセンスの状態や売られ方を確認すると、この状態で販売して大丈夫なのかと感じることがあります。
中古パソコンを、CPU・メモリ・SSD容量の3つだけで比べると判断を間違えます。実際に価格を左右するのは、バッテリー、SSDの状態、液晶、キーボード、各端子、Windowsのライセンス、Office、そして壊れたときに売った店が対応してくれるかどうかです。ここまで含めて、はじめて価格の比較になります。
買ってすぐSSD交換やバッテリー交換が必要になれば、差額はあっという間に消えます。安さの理由が書かれていない中古は、その分がどこかに隠れていると考えたほうが無難です。
いちばん多い勘違いは、CPUの数字です。「Core i7を買ったのに遅い」というご相談で調べると、かなり古い世代のCore i7だった、ということがあります。同じ値段なら、新しい世代のCore i5のほうが快適に動くことが珍しくありません。
世代は型番で分かります。「Core i5-8250U」なら、i5のうしろの最初の数字が世代です。中古では、i3 / i5 / i7 という区分よりも、まずここを見てください。
この3つが同じでも、世代が5年違えば体感は別物です。さらに、バッテリーがほとんど持たない、液晶が劣化している、ACアダプターが純正ではない、といったことは、スペック表には出てきません。
「Office搭載」の表記にも注意が要ります。Officeが今インストールされていることと、これからも正規に使い続けられるライセンスが付いていることは、同じではありません。しばらく使ったあとに使えなくなった、再インストールしたら消えた、というご相談があります。「WordとExcelが今動くか」ではなく、どのOfficeが、どんなライセンスで付いているのかを聞いてください。
逆に、良い中古もはっきりあります。法人で使われていたビジネス向けで、年式が新しめ、SSDとメモリが十分、外装もきれい、Windows 11に正式対応していて価格も適正。用途によっては、これで新品を買う必要がなくなります。中古だから悪い、新品だから良い、ということではありません。
よくある質問
Q. 中古パソコンはどれくらい使えますか
整備済みの企業向けモデルなら、購入から3〜4年は実用に耐えます。ただしWindows 11に対応した世代であることが前提です。非対応機を安く買っても、2027年10月以降は買い替えが必要になります。
Q. 新品と中古で、初期設定の手間は変わりますか
変わりません。どちらもMicrosoftアカウントの設定、更新、ソフトの導入が必要です。むしろ中古のほうが、店で初期設定まで済ませてくれる場合があります。
Q. 保証期間が切れたあとの修理はどうなりますか
有償修理になります。新品の場合はメーカー、中古の場合は購入店か修理専門店です。この点でも、修理まで受けている地域の店で買っておくと、その後の窓口が1つで済みます。
Q. Officeは付いていますか
商品によります。「Office付き」と書かれていても、正規のMicrosoft Officeではなく互換ソフトの場合があります。何が入っているのかを、製品名で確認してください。
PC TERRACE’S NOTE
パソコンの価格+困ったときの安心で選ぶ
初心者ほど、購入後に相談できる価値は大きくなります。口コミ、保証、サポート内容を確認し、用途を丁寧に聞いてくれる店を選びましょう。
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