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Windows 10でESUの登録ボタンが表示されないときの確認手順

バージョン、更新プログラム、アカウントの種類、エディションの順に確認します。非公式なレジストリ操作は行いません。

ノートパソコンをマウスで操作して設定画面を確認しているところ
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最初に結論

まずバージョンが22H2であることと、Microsoftアカウントの管理者でサインインしていることを確認してください。表示されない原因の大半はこの2点です。どちらも満たしているのにボタンが出ない場合は、更新プログラムが足りていないか、そもそも対象外のエディションを使っている可能性があります。

1

出ない原因を切り分ける

ESU(拡張セキュリティ更新プログラム)の登録ボタンは、条件を満たしていないと画面に現れません。まず自分がどれに当てはまるかを見てください。

状況考えられる原因進む手順
設定画面にボタンの欄がないバージョンが22H2でない手順2
22H2なのに出ない更新プログラムが不足手順3
ローカルアカウントで使っているMicrosoftアカウントが必要手順4
会社から支給された端末管理者側の設定手順5
Proではなく別のエディション対象外の可能性手順5
条件は満たしているが出ない配信の順番待ち手順6

上から順に確認していくと、たいていどこかで止まります。そこが原因です。

2

バージョンが22H2か確認する

ESUの対象になるのは、Windows 10のバージョン22H2だけです。それより前のバージョンのままだと、設定画面に登録の案内そのものが出ません。

確認するには、検索欄に「winver」と入力して実行します。表示された画面の「バージョン」の欄を見てください。ここが22H2でなければ、まずWindows Updateで22H2まで上げる必要があります。

更新は数十分から数時間かかることがあります。ノートパソコンならACアダプターをつないだまま、時間に余裕のあるときに実行してください。

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最新の更新プログラムを適用する

22H2になっていても、登録の仕組み自体が更新プログラムで配られているため、それが入っていないとボタンが出ません。

設定から更新とセキュリティを開き、Windows Updateで「更新プログラムのチェック」を実行します。適用できるものをすべて入れて、再起動してください。1回で終わらないこともあるので、再起動後にもう一度チェックすると確実です。

更新が失敗し続ける場合は、その失敗自体が原因になっている可能性があります。エラーコードが出ていれば控えておいてください。

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サインインしているアカウントを確認する

ここが、実際にいちばん多い原因です。ESUの登録にはMicrosoftアカウントが必要で、ローカルアカウントだけで使っている場合はボタンが出ません。

設定のアカウントを開き、自分の名前の下にメールアドレスが表示されているかを見てください。「ローカルアカウント」と書かれていれば、Microsoftアカウントへの切り替えが必要です。

あわせて、そのアカウントが管理者になっているかも確認します。同じ画面で「管理者」と表示されていれば問題ありません。家族で共有していて、自分が標準ユーザーになっているケースがあります。

アカウントを持っていない場合は新しく作ることになりますが、メールアドレスとパスワードの管理が必要になります。ここは慎重に。パスワードを忘れると、あとでサインインできなくなります。

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エディションと管理状態を確認する

個人向けのESUは、HomeとProが対象です。Enterpriseなど法人向けのエディションは、別の仕組みで提供されます。

確認は、設定のシステムから「詳細情報」を開き、Windowsの仕様の欄を見ます。エディションの名前がここに出ています。

会社や学校から支給されたパソコンの場合、管理者側でポリシーが設定されていて、利用者側からは登録できないようになっていることがあります。この場合、自分で操作せず情報システムの担当者に確認してください。勝手に設定を変えると、業務用のソフトが動かなくなることがあります。

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順番に配信されている可能性

条件をすべて満たしているのに出ない、という場合があります。この種の機能は、全員に同時ではなく段階的に配信されることがあるためです。

その場合にできるのは、更新プログラムを最新にして待つことだけです。数日おきに設定画面を開いて確認してみてください。数週間かかることもあります。

この状態のときに気をつけたいのが、焦って非公式の手順に手を出すことです。次の項目で触れますが、レジストリを書き換える方法などが出回っています。復旧できない状態を作る危険があるので、待つほうが安全です。

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ESUを使わないという選択

ESUはあくまで、次の環境へ移るまでの時間を稼ぐ仕組みです。期限が来れば同じ問題が戻ってきます。登録に手間取っているなら、この機会に先を考えるほうが結果的に楽になることもあります。

Windows 11に上げられるかを確認する。メーカーのサイトで型番を調べると、対応の可否が分かります。条件を満たしていれば、無償で上げられます。

買い替えを検討する。使っている機械が7年、8年と経っているなら、ESUで延命するより、動作の速さも含めて入れ替えたほうが快適になります。

ネットにつながない使い方に変える。年賀状の印刷や、特定のソフトを動かすためだけに使うなら、インターネットから切り離して使い続ける方法もあります。安全面での考え方が変わるので、判断は慎重に。

それでも表示されないとき

手順を全部試しても出ない場合、確認するポイントが残っています。

更新プログラムのエラーが溜まっていないか。Windows Updateの履歴を開き、失敗した項目が並んでいないかを見てください。ここが詰まっていると、新しい仕組みが降りてきません。

ストレージの空き容量が足りているか。更新には数ギガバイトの空きが必要です。Cドライブの残りが極端に少ないと、更新そのものが進みません。

セキュリティソフトが邪魔していないか。他社製のセキュリティソフトが更新を止めていることがあります。一時的に停止して試す場合は、ネットワークから切り離してから行ってください。

ここまで確認して分からなければ、画面を写真に撮って相談するのが早道です。バージョン、エディション、アカウントの種類の3つが分かる画面があると、話が早く進みます。

現場の傾向

この件で寄せられる相談は、ローカルアカウントで使っていたためにボタンが出ないというものが大半です。長く使っている方ほど、Microsoftアカウントを作らずに設定してきているためです。次に多いのが、22H2に上がっていないケース。更新を止めたまま何年も使っていると、この状態になります。「登録できない」という相談として来るものの、実際にはアカウントとバージョンの確認で解決することがほとんどです。

やってはいけないこと

レジストリの編集や ClipESUConsumer.exe を使って強制的に登録する方法を紹介している記事がありますが、これはMicrosoftの公式手順ではありません。失敗するとWindowsの動作に影響が出る可能性があるため、行わないでください。

ASK FOR HELP

専門店やサポートへ相談する目安

会社で使っているPC、台数が多い、ドメインに参加しているといった場合は、個人向けESUとは扱いが変わります。判断に迷うときは操作を止めてご相談ください。

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参考にした公式情報

Microsoft:拡張セキュリティ更新プログラムの条件 ↗

2026年8月2日に確認した内容です。画面の表示は更新により変わる場合があります。
この記事について

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